2017/08/22

ついにIBMが含み損の水準に

わたしはIBM株を2015年の8月から買い始め、コツコツナンピン買いをした結果、平均買い付け価格はこのようになりました。



平均買い付け価格:141.36ドル

これはバフェットの買値を下回ります。

バフェット:150.88ドル

わたしはバフェットより6.4%低い価格で買ったことになります。
これこそ、わたしにとって安全マージンとも言えるスバラシイ投資だったと言えます。

バフェットの買値を下回り、市場からボロカス言われて激下げしていた時に、ボーナスの100万円ぐらいを一気にナンピン買いに突っ込んだことを覚えています。

あの時は、快感でした。
その時に思いました。

自分はバリュー投資家なのだと。

しかし、そんな投資プロセスとしては最高だったにも関わらず、現在のIBMの水準はついに141ドルを割ってきました。

つまり含み損の水準です。

ついに来てしまったかという感じですが、最近のバフェットのIBM売りにいち早く過剰に反応し、大きく一部売却したおかげで少ないケガで済んでいます。

逆に含み損が10%を超えるなら「もういっちょナンピンかましたろか」なんて思いもあることは事実です。

ここまではキャピタルゲインの話です。

実際には、IBMのこの価格で買ったということは配当利回りが4%ほどあることになりますので、実施的に受け取った配当を入れると、IBMへの投資で損はしていません。

これからさらに下げればそうなりますが、いまはまだ大丈夫です。

われわれバリュー投資家は安全マージンが投資にとって一番大切です。
この安全マージンを確保したために、高値掴みでヒーヒー言っているバフェット太郎氏のような無知な投資家と違ってキズが浅くて済みます。

とにかく本質的価値を下回る価格で株を買えば、ローリスクになり得ます。
われわれバリュー投資家が意識していることは結果よりプロセスです。

投資した後は、市場や様々な環境に依存しますので、どう転ぶのか分かりません。
そうであれば、投資結果に一喜一憂するより、投資プロセスに価値を置き、本質的価値を下回るような割安で買うことに全力投球すればよいのです。

なかなか一般の投資家のみなさまには、理解が難しいかもしれませんが、結果よりプロセスです。

詳しく言うと、結果は長期でしか見る必要はありません。
長期的に継続的に結果を出すことにこそ価値があります。

そのためにも投資プロセスが重要であり、答えは20年後ぐらいにならなければわかりません。


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わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM