2017/11/13

リーマンショック級の大暴落、明らかに安い時は誰でもわかるがその時に一番必要なもの

リーマンショックを経験した投資家なら、わかると思います。
明らかに売られ過ぎた株価が、ゴロゴロと転がっていることがあることを。


そんなチャンスは人生において、そう何度もめぐってくるものでもありません。
誰もが売っている中、逆風に立ち向かう覚悟で、勇気をもって大きく投資できる者はそう多くいません。

わたしは2003年ごろから投資を始めました。
社会人になって間もない頃でした。

当時すでに500万円以上の年収を得ていたので、それなりの投資資金を捻出することができました。
しかし、その頃は遊びたい、モノを買いたいことが多すぎて投資に回せるお金はそう多くはありませんでした。

実際に株式投資をやってみると、儲かりました。
当時は新興国ブームなどの追い風もあり、わたしもなぜかインドの投資信託に全力投球していました。
手数料が年率3%も取られるような悪徳な投資信託でしたが、当時は何も気にせずそれに投資をしていました。

みなさんご存知の通り、リーマンショック前までの株式市場は上昇が原因で上昇するというまさに「根拠なき熱狂」状態でした。

リーマンショック後の株式市場は壊滅的でした。
市場が崩壊してもおかしくないなんてことを言う者まで現れましたが、それを否定する者もいませんでした。

そのような中でも、投資の神様ウォーレンバフェットや、澤上ファンドの澤上氏、kappa氏など、数少ない本物の投資家たちは、割安な株を買えという発言をしていました。
しかし、それを真に受ける者はおらず、投げ売られた株を買う者もほとんどいませんでした。

わたしは、澤上ファンド同様、キャッシュポジションをギリギリまで下げて勇気を持って投資をしました。
明らかに安いので何を買ってもうまくいくことは、後から振り返ればわかりますが、それを実践することが、どれほど精神的に辛いか経験したことはわたしにとって最高の財産となりました。

キャッシュが底をついたので、あとは値上がりを待つのみでしたが、地べたを這いつくばるような株価を毎日見ることも、これまたつらい経験でした。

リーマンショック後の、投資家としてのわたしは一皮むけたような気がします。

なんちゃらショックと呼ばれるような、投資家を恐怖に包むものなんて所詮、一時的な現象にすぎず、投資家心理で動く市場に一喜一憂するようでは、投資家としての成功、楽しい人生を送ることはできません。

暴落、落ちたナイフを掴む、ナンピン買い、これらはわたしの大好きな言葉です。

世界が不安になっていること自体は良いことではありませんが、株式投資で成功するには人々の逆を行く勇気が一番大切です。


リーマンショックを勉強することは、投資家にとって重要です。
これを知らずに投資人生を歩むのは危険です。


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マイポートフォリオ 2017年10月11日

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わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM

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