オークツリーキャピタルマネジメントのハワードマークス氏が、そろそろ好調な株式市場は調整に向かうような発言をしてからも、米国株式市場は最高値を更新しています。
やはり、株式投資に短期的な上げ下げの難しさと、その予想に意味などないことを再認識しています。
わたしの投資戦略のポイントは以下の通りです。
・米国株かつバフェット銘柄オンリー
・キャッシュポジションが極端に少ない
この2つの投資行動だけで、今年の好調な市場環境の勢いに乗って資産を拡大させました。
現在の総資産(米国株、キャッシュのみ)は1,530万円です。
ちなみに、わたしは12年前から資産の推移を記録しています。
12年前の2005年の総資産は、75万円でした。
その頃から資産は、なんと1900%以上上昇しています。
年率でも+158%ですので、驚異的です。
しかし、これは何も株式投資のみのリターンで増えたわけではありません。
もちろん、プロラガーマン時代の給料や、現在のサラリーマンとしての給料が上昇したおかげなのが一番影響が大きいです。
あくまで株式投資は、その資産の拡大のスピードを上げる補助的な役割でした。
トマ・ピケティは言います。
r > g
資本収益率(r)は経済成長率(g)よりも大きいのです。
日本の経済成長率は、興味がないのでよく分かりませんが、大企業のサラリーマンとして仕事を頑張れば、旧来型と呼ばれる年功序列式の給与体系では、給料はガンガンあがっていきます。
しかも、時代の流れを受けて成果報酬も徐々に考慮されるようになってきました。
ということで、仕事をがんばり、年齢を重ねていくと給料はどんどん上がっていきます。
これはわたしの勤める会社の業界が好調なおかげですが、これがずっと続くとは思っていません。
不調になった時に備えて、株式市場に身を置くことがリスク低減につながります。
リスク低減と資産の拡大という両輪で、まさに雪だるまのごとく大きくなって転がります。
バフェットを理解するには「文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉」を読むことをおススメします。
早く始めれば始めるほどよく、株式投資の世界において複利のマジックは驚異的です。
あのアインシュタインもその複利の力を「大発見」と言ったとか言わなかったとか。
いずれにしても、バフェットは小さい雪だるまを転がし続けて、世界の大富豪になったわけです。
そのバフェットと同じ銘柄を保有することで、雪だるまの一部をその横に同じように転がしているようなもんです。
ちょっとでも、その恩恵を受けること(追い抜くことは不可能です)に注力しています。
わたしの資産は、まだ1,500万円ですがこれを転がし続けて、まずは1億円の雪だるまにするために、節約と投資を継続していきます。
決して金持ちになるのに早くなろうとしてはいけませんが、少しでも早くなるために「バリュー投資」で勇気を持って大きく投資していくことが大切です。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年11月25日
マイポートフォリオ 2017年10月11日
マイポートフォリオ 2017年7月30日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
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