2017/12/04

株式投資、賢者が最初にやることを愚者は最後の最後でやる

世界最強のバフェットの投資行動を理解している者は、この世の中に存在しません。
影響力のある投資家が、本音を語ることなどありません。

しかし、比較的バフェットは正直にモノを言うので、ポジショントークばかりしか発言しない器の小さい投資家とは訳が違います。
わたしの投資行動の目標のひとつに、「バフェットより安くバフェット銘柄を買う」があります。

これは、バフェットより先にバフェットが買いそうな投資対象を割安な価格で買うか、バフェットが買ったあとに株価が下がった時に買うか、どちらかです。

前者は、はっきりいってわたしのようなリーマン投資家には無理です。
それは諦めています。

しかし、後者のような状況の株があれば迷わず大きく買います。
そしてさらに買った後に株価が下がれば、迷わずナンピン買いです。

バフェットの後追いだと投資リターンが低いかというとそうでもありません。
やはり、バフェットが選んだだけあって、最高級の投資対象であることに違いありません。

逆に聞きます。
バフェットが売っている株を、あなたはナンピン買いできますか?

わたしには無理です。

いくら企業を分析し、自分自身が割安と判断していたとしても、それを実行することは怖すぎます。

株式投資は「相対選択の学問」です。

相対的に優れた株を買い、相対的に割安な株を買い、相対的にリターンの高そうな株を買い...。
結局のところ、市場平均に勝つということは相対的にリターンの高い銘柄を買うしかありません。

それを完全に理解しているバフェットが売っている株を買い、バフェットが買っている株を買うなんて愚行です。

それでもS&P500を上回るかもしれませんが、バフェットにとってそれは朝飯前です。

バフェットが生きている限り、わたしは投資家として絶対バフェットの逆をいくことはしません。
バリュー投資家は、逆張り投資で稼ぎますが、バフェットの逆張りは愚行です。

素人投資家のみなさんは、絶対にさけるべきことのひとつとして覚えておいて損はしません。
バフェットは、バフェットが生きてきた中で最高の選択を、現在しているわけです。

昔のバフェットよりレベルアップしたバフェットが、誰も理解できないことを投資行動として実践しているのです。
わたしのように後追いで追従できないにしろ、逆張りはやめておいて方がよいです。


残り1冊ですか。
これを買いそびれると、ずっと読めないんですね。
投資家として残念でなりませんね。


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年11月25日

マイポートフォリオ 2017年10月11日

マイポートフォリオ 2017年7月30日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

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