2017/12/30

リーマン投資家にとって「ナンピン買い」こそ最高の投資法

わたしたちリーマン投資家は、サラリーマンが本業です。
片手間で株式投資をしているので、それが本業のプロに勝つのは難しいです。



投資ブロガーが薦めたり保有しているから、本人が欲しいから、なんていう理由で株を買っている以上、プロに勝てるわけがありません。

わたしは、投資歴15年ぐらいですのでまだまだ投資経験は浅いです。
しかし、この15年で経験したことから学べることはたくさんありました。

まず、株式投資は投資家心理で動きます。

株式市場は正しい値付けをされるというトンデモナイ理論があるそうです。
株式市場で買つ投資家は、こんなワケノワカラン理論を信じていません。

それが浸透しているのであれば、それを利用することに集中します。
わたしたちが勝てるのは、そんな理論を信じてインデックス積み立て投資をしてくれる投資家がいるからなのです。

日本でもようやく、インデックス投資家がどんどん増えてきました。
先進国インデックスや、世界まるごとインデックスを買うということは米国株上昇の原動力となります。

また、いずれくるであろう暴落時に備えておく必要があります。
わたしたちバリュー投資家は、少しでも安く買うことに集中して投資行動を起こします。

しかし、買った価格からさらに下げることもあります。
選び抜かれた株を買ったのであることから、買った価格が10%以上も下がるようであれば、買い増しをするだけです。

ナンピン買いが、大好きです。

ナンピン買いは、買った株の1株あたりの価格が安くなった株をさらに買い増します。
そうすると、平均買い付け価格が下がります。

過去に買った価格が下がるというのは、バリュー投資家にとって安い株をさらに安く買うということです。
安く買うことに集中するバリュー投資家にとって、ナンピン買いこそ最強の投資法なのです。

しかし投資家心理として、下落している株を買うことはなかなか難しいです。

難しい。
難しいことをやるからこそ、勝てるチャンスが広がります。

誰でもできることをやっている限り、勝つことはありません。
誰もやらないことを、リスクテイクして勇気を持って行動するしかプロに勝てません。

投資格言でこんな言葉が、あります。
「下手なナンピンスカンピン」

下手にナンピン買いすると、すっからかんになってまうという意味です。

下手な投資行動は以下の通りです。
・高値掴みした株のナンピン買い
・銘柄選択を失敗した株のナンピン買い
・びびって少額のナンピン買い

わたしはこれらのヘタクソなナンピン買いを避けるために、このようなことを実践しています。
・そもそも相対的に割安な銘柄を選択する
・バフェット銘柄のみ買う
・大きく下げた時は、勇気を持って大きくナンピン買い

これらを実践するだけで、投資リターンは大きく改善します。
前述したとおり、暴落してもインデックス投資家たちの力も借りて株価は回復します。

暴落後に、しばらく株価が低迷することもあります。
しかし、株価にはサイクルがありあますので戻ることが当たり前です。

2018年は、株価が低迷するということがささやかれています。
もし、本当に大きく下げる場面があれば投資チャンスは広がります。

2017年ぐらい投資チャンスの少ない年は、リーマンショック前の2007年から2008年以来でした。
そろそろ下げることは、誰でも想像できます。

わたしたちができることは、下げた時にどのような投資行動を起こすかという準備をすることです。
いつか確実にやってくる下落相場で、ナンピン買いをする意思をいまのうちに固めておくことをおススメします。

最後にひとつ。

株価が暴落時に売るという愚行をするぐらいなら、ほったて小屋に住むほうがマシです。
生活を切り崩してでも、売ることを死守しなければなりません。

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バリュー投資に唯一の方法はありません。
本質は同じですが、方法はたくさんありますので学ぶ必要があります。



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マイポートフォリオ 2017年11月25日

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保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

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