2018/01/08

ホモ・サピエンス、通貨の歴史を見ても「仮想通貨」の可能性は無限大

最近、自民党の小泉進次郎が読んだ本として脚光を浴びた「サピエンス全史」ですが、ちょうど同じ時期に、たまたまわたしも読みました。




小泉進次郎が、「サピエンス全史」を読んで何を感じたのか知りません。
わたしは、大変勉強になりました。

昔、貨幣やベーシックインカムについて「エンデの遺言 ―根源からお金を問うことを読んで衝撃を受けた覚えがあります。
それ以来、ベーシックインカムについて、わたしは賛成の立場です。

こんな素晴らしい制度は、ありません。
政治家や官僚の中抜きがなくなること、富の再分配としてのしくみなど、どれをとっても良いことしかありません。

昔、米国でも実験が行われて政治の力が働いたのかわかりませんが、ウソの悪い統計(後からわかった)などの影響により採用されることにはなりませんでした。

そして、最近になって再び脚光を浴びることになってきたベーシックインカムですが、はたまた偶然なのかビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨ブームが到来しています。

個人的には、この二つのシステムは相互に良い作用をもたらし、さらにより良いしくみへ向上できるのではないかと思っています。

人々は政治に期待しなくなり、政治の力を必要としなくなり、逆に政治家を足手まといのように捉えるようになってきました。

マルクスが予言した通り、資本主義が本当に崩壊することがあるとすれば、これらのしくみは非常に有効ではないでしょうか。

もちろん、既得権益者たち(特に政治家や銀行家)はあらゆる力を使って、それを潰しにかかると思います。
そういう意味では、ベーシックインカムもビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨も実現するかどうかは不透明です。

しかし、インターネットのおかげで、既得権益を脅かす革新的なしくみやサービスへの賛同と普及、腐敗しきった政治家たちへの監視等により、もしかするともしかするかも知れません。

ブロックチェーン技術を使った仮想通貨のしくみは、ベーシックインカム以上に衝撃を受けました。
これは、間違いなくいつの時代か普及するだろうと。

それが、すぐに到来するのか、生きている間に来るのかわかりません。
しかし、良いものは良いんです。

米国ドル、日本円、ユーロ、中国元など世界で通用する貨幣を持つ国に生まれたわたしたちには、その実感がないのかもしれません。

この国以外に住む人たちにとって、仮想通貨なんてとんでもなく魅力的な通貨となり得ます。

わたしたちホモサピエンスは、その昔、貨幣の代わりに大麦や貝殻、金などを使用してきました。
刑務所の中では、それがタバコになることもあります。

例え、吸わなくともタバコがモノを交換する手段として機能します。
中央政府が管理する貨幣にも限界があります。

グローバル化する世界で、何百種類もの貨幣が存在し、それぞれを交換する際にレートが変動し、交換したり送金すると手数料が取られます。

そのような世界で、共通通貨としての仮想通貨は全ての問題を解決する可能性があります。
この記事を書いていて、なぜか興奮してきました。

バブルの歴史をみても、典型的なバブルの兆候であることは間違いありません。
今すぐにでも、仮想通貨バブルがはじける可能性も高いかもしれません。

しかし、暴落したとしても買いに迎える仮想通貨のみに選別し、集中的に投資することでその恩恵を受けてみても良いかもしれません。

本当に、それを買わないリスクが高いような気がしてなりません。
ブロックチェーン技術を開発した、サトシナカモトは天才だと思います。



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