株式市場では、特にそうです。
平気な顔をして、株式相場の短期的予想をしている人を見かけたら、近づくことをやめる方が賢明です。
株式投資の世界では「予想は、よそう」が特にかく大切です。
しかし、今回の不可解な米国株の下げはチャンスでしかありませんでした。
下げ幅は、そんなに大したことはありませんでした。
何が、一番大きく反応したかというとVIX指数、通称恐怖指数と呼ばれている指標がなんと45を超えました。
これはなかなか、起こりません。
それが、今までずーっと地べたを這いつくばっていたVIX指数が、一気に振り切れました。
投資家心理とは、別の要因で動いたとも言われていますが、わたしが唯一信頼できる投資家心理を表した指標です。
はっきり言って45なんて超えたら、だまった何でもいいから買えばいいのです。
わたしは基本的に、いわゆるバフェット銘柄(米国株の個別銘柄)の相対的に割安なものを買います。
しかし、それを調べているヒマもないぐらい即断即決を迫られていました。
なんせ、サラリーマンですから。
会社から帰宅して、家族とひとときの時間を過ごした後2時間ぐらいがわたしの1日で、好きなように使える時間です。
本当は寄り付きで下がったタイミングで買いたかったのですが、マイゴールデンタイムになるまでに間に合いませんでした。
しかし、なんとか暴落の終値より低い価格で買うことができました。
S&P500指数に連動したETFのVOOと、その3倍の値動きを反映するETFのSPXLをそれぞれ5万円、合計10万円新規買い。
まだ、そこから大きく下げたら買おうと待っていましたが、ずるずる上がり続けたまらず就寝したということです。
約定価格
VOO:2株、242.65ドル (前日比+1.85%)
SPXL:12株、42.30ドル (前日比+5.65%)
いきなり、利益を生みましたね。
朝起きて、予想通りの展開だったことにいい判断であったと安心しました。
しかし、今後どのような動きをするのかはわかりません。
ただ、ひとつ言えることはVIX40超えたら、だまって買え!です。
過去のVIX40超えのあと、株価がどのようになったのか調べてみればニヤリとしてしまいます。
そして、今回の買いのミソはSPXLです。
これは、S&P500の3倍の値動きをします。
しかし、下げた後の戻りが実際のS&P500と比較すると、リターンが低くなります。
それに加えて、手数料も今の時代では高すぎる0.9%です。
その両面からみても、投資対象として手を出してはいけない部類です。
しかーし!
VIX40を超えた後、上がる確率が確変並みに上昇することを知っている賢明な投資家は、SPXLでも大丈夫です。
かならずや、VOOのリターンを上回ってくれることでしょう。
だから、同じ額のVOOを買ったのです。
今後のリターン推移を、楽しみにしています。
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21世紀最高の投資本です。
わたしは、この本を10回以上読みました。
毎回、新しい発見があります。
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