株式投資を実践してみると、つくづく思うことがあります。
「自分は間違っているのではないか」と。
それは、そうですよね。
バリュー投資家は、人々が売っているときに買います。
例えば、いまの時代逆張りなんてしようもんならSNS等で批判されます。
それぐらいでブログ界から、退場するブロガーもいるぐらいです。
自分の価値評価が正しいのであれば、勇気を持ってナンピン買いを続けていけば、本質的価値に近づくだけで大儲けできます。
そうです。
投資家にとって、一番大切なことは「勇気」なのです。
しかし、これを何度も経験すると「快感」となります。
自分自身がドMであることは置いておくとして、投資家として勇気を持って成功した経験、つまり成功体験を積み重ねることによって暴落時の買いが、たやすくなるということなのです。
リーマンショックの時に売ったのは、投資初心者でした。
逆に多く買ったのは、70歳を過ぎた何度も暴落を経験したおじいちゃん投資家だったという話も聞こえてきます。
つまり、本当に株式市場がつぶれない限り株価は戻るのです。
こんな当たり前のことすら、暴落時には本気で株式市場が崩壊するような冗談みたいな話が信じられるようになります。
もちろんブラックスワンは、過去の経験が通用しません。
楽観的なのかも知れませんが、やはりあり得ないことはあり得ないのです。
人間が、勇気を出すときは覚悟を決めた時です。
しかし、それを繰り返し経験することで覚悟すら必要なくなります。
わたしの投資人生を、少し振り返ってみます。
いつか、バフェットが売っている株をナンピン買いをした時がありました。
それは恐怖以外の何物でもありせんでした。
ただのサラリーマン投資家が、世界最強の投資家バフェットが売っている株をナンピン買いしていたのです。
どれだけ正確な価値評価ができていたとしても、自分を信じることはできませんでした。
そこから、方針を転換したのです。
バフェット側に、つけばいいのだと。
そうすることで、ナンピン買いはカンタンになります。
なんせ、バックにバフェットが付いているのですから。
これ以上に、心強い味方はいません。
逆に、これ以上恐ろしい敵はいません。
暴落時に売らずに済む方法は、銘柄選択の正しさなのです。
それさえ正しければ、喜んでナンピン買いができます。
銘柄選択は、バフェットに任せればいいんです。
多くのアニュアルレポートを見て、企業分析する時間があれば家族のために時間を使った方がより良い人生を送れます。
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投資の神様バフェットも絶賛した、21世紀最高の投資の教科書です。
わたしは、この本を10回以上読みました。
見える世界が、確実に変わります。
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