2016/11/09

トランプショックで米国株式市場が大きく下げるなら長期バリュー投資家の出番!

世界各国のメディアの予想に反し、ドナルド・トランプ候補が大統領選に勝ちました。
「隠れトランプ票」なるものが、世論調査に反映されなかったとか言われています。
いずれにせよ、イギリスのEU離脱や今回のトランプ大統領選の事前の調査結果はアテにならないということがわかりました。



ただ、3ポイント差という拮抗していた状態に関わらず、それ以上にヒラリー・クリントンが当選する可能性が高いような報道がなされていました。
これはブレグジットの時もそうでした。
確率に歪みがでているようなものなので、大きなチャンスだったかも知れません。
どちらに転んでもおかしくないような状況に関わらず、どちらかに偏った予想が大勢を占める場合はチャンスであることを覚えておくことにします。

それにしても東京市場は大きく下げましたね。
市場が開いていた時に決定したので、ショックが大きかったということです。
これから開く、ニューヨーク市場は東京のように大きく反応しなさそうです。
わたしは、VIX40を超えるような大きなショックであれば、バフェット銘柄で相対的に価値と価格のギャップが大きい銘柄を、大きく買おうと思っています。
しかし、そこまで下げると思えません。

大きく下げれば買う。

今回のトランプショックといわれる相場では、そのようなスタンスです。
ただそれだけです。


トランプ大統領候補を選んだアメリカ人は、どうかしていると思いますが、われわれ日本人以上にトラのことを理解し、そのうえで期待をしているのかも知れません。
リーダーとして、絶対に選んではいけない人間は、人徳のない者です。
発言から見ても、大統領にふさわしい人間とは到底思えません。
しかし、当選後の演説を聞く限り、まったくの別人で発言だけを聞くなら、大統領にふさわしいとすら思わせる内容だったと思います。

結局、策士だったとうことでしょうか。

トランプが勝つには、唯一あのような方法でしかありえません。
正攻法で戦っても勝てるわけがありません。
そのような策略を練って実行し、結果を出したということが大統領として、ふさわしい人物なのかも知れません。

マーケットは不確実性を嫌うので、荒れることは仕方がありませんが、逆に期待を抱かせる策略を練ることには長けているので、もしかしたらその不安が期待に変わることで、逆に米国株式市場は大きな上昇局面を迎えるかもしれません。




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最高に知的興奮を覚えます。
タレブの言い回しや、学者たちをコケにしたその物言いは痛快です。
頭が良すぎてその考え方はぶっ飛んでいます。




▼マイポートフォリオ 2016年6月13日現在
2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!


▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 フィリップス66(PSX)



本日の独りごと
ゴルフの練習をし過ぎて腰を痛めてしまいました。
しばらく休んでいたブログを再開しようと思います。
やっぱり健康が一番ですね。