2017/10/29

米国株、買いにくい株を買い、居心地の悪いポートフォリオを我慢強く保有し続け、売りたい衝動に根負けするな

当ブログで何度も記事にしていますが、株式市場は人々の心理で動きます。

人々の心理で動くのであれば、逆張りとよばれる、大勢と同じように行動している限り、市場平均に勝つことはできません。


大勢と同じように行動することは、順張り投資とも言います。
これは米国株式投資に限って言えることとして、全員儲かっています。

それは米国企業が成長し続けている証です。

全員が全員、現在の米国市株式市場最高値更新の恩恵を受けています。
しかし、これは市場平均に勝っていることとは別の話です。

全員が勝っている中でも、その平均もしくは平均以上の投資成績を上げなければ、市場平均に負けているのです。

まあ、当たり前のことを書いているだけですが、これをきちんと理解しておく必要があります。

既に、この米国株式市場の高値更新に乗り遅れて、日々のニュースなどでそれを聞くたびに、投資家として落ち着かないような心理状態に陥り、ガマンできずに最近米国株を買ったあなたは、市場平均に勝つことなど無理です。

人々が買っているときに買っても待ち受けているのは、ハイリスクローリターンです。

人々が売っているときに買い、いまの楽観的な市場では、売りのチャンスをうかがう局面です。
したがって、今まで投資をためらっていた投資家たちが、投資ブログなどで買いに向かっている状態は、黄色信号を示していることに他なりません。

しかも、このような状態で、やれFANGなどの成長企業だとか、高配当銘柄などなど...。
甘いんですね。

こんな市場が楽観に満ちた時に買うなら、ボロカスに売られている企業以外は買ってはいけません。

あえて言うなら、ユナイテッドコンチネンタルホールディングス(UAL)やクラフトハインツ(KHC)などがいいですね。
もちろんバフェット銘柄にしておいて間違いはありません。

わたしはこの2銘柄を保有しています。
投資家心理としては、直感的に気持ちが悪いというか居心地の悪さを感じます。

しかし、バリュー投資家としては逆に買い増しをしたい衝動にかられています。

もう一度、みなさんの投資行動に目を向けて確認しておくことをおすすめします。

まとめ
・いまは買う時ではない
・買うならUALかKHC
・直感的に居心地の良いポートフォリオは大暴落の危険を伴う


さあ、気を引き締めて現在の米国株式市場と向かい合いましょう!


この本は投資ブロガーのカリスマ的存在のkappa氏が薦めていることもあり、わたしが投資初心者の時に読みました。
その内容は衝撃的で、投資家にとっても生きる上においても必読です。
みなさんが、考えていることや行動していることはいったいどのような心理で、統計的に見るといかに間違っているのかが理解できます。
いまなら、中古品が安いので急いだほうが良いかもしれません。


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年10月11日

マイポートフォリオ 2017年7月30日

マイポートフォリオ 2017年5月13日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM

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