2018/01/23

米国株式市場が好調過ぎて、勝手にキャッシュポジションが減っていく

米国株式市場は、野球で言うと延長戦に突入したような状態です。



どういうことでしょうか?

9回の裏で、野球は終わります。
例えば、昨年の12月末から1月初旬の上がりやすい時期を過ぎた頃に、多くの投資家たちは米国株式市場は調整を迎えるような気がしていたはずです。

しかし、それは今も好調さを持続させています。
わたしの資産もどんどん拡大していきます。

なぜなら、投資資金は全部株式へ投資し、それはほぼ100%米国株で、キャッシュポジションが約10%だからです。

隣の芝生は青く見えると言いますが、もしかするとこのブログを読んでくださる読者のみなさんも同じように投資しておけばよいと思っているかも知れません。

しかし、普段ディフェンシブな投資を実践している投資家が、アクティブ、強気、さらに言うとレバレッジのかかったような投資に踏み出そうという時期は、それはそろそろ調整する兆候でしかありません。

ですので、隣の芝生が青く見えるような状況で一気にポジションを強気にシフトするのではなく、ディフェンシブな状態を維持するほうが良いかもしれません。

そして、調整局面が到来したのなら強気なポジションに一気に変化すればいいだけのことです。
しかし、なかなか投資家心理として調整局面で、誰もが売っているような状況で買いに迎える自信と勇気を持ち合わせていません。

わたしは、バリュー投資家なので暴落が大好きです。
暴落時に買うことこそが、唯一確率の高いローリスクハイリターンになり得るチャンスであることを知っています。

これが理解できないと、投資の世界で勝つことはできません。

わたしのような極端な米国株偏重な、キャッシュ比率の低い投資家は、その株式による含み益に喜びを感じているかも知れません。
しかし、わたしはキャッシュポジションを拡大させることに専念しています。

配当再投資も行わず....。

しかし、株式が上がり過ぎて、キャッシュ比率がどんどん減っていきます。
通常時は、なんと5%台のキャッシュ比率です。

これは、サラリーマンとして超安定した給料をもらえるのでできるわけです。

それを年末のボーナスを使わず、10%を超える水準まで意図的にキャッシュ比率を上げました。
株価上昇により、それでもまた10%を割り込み8%台まで落ちてきました。

住宅ローンのボーナス払い20万円の影響もありますが、それでも調子のよすぎる米国株式市場不気味ですね。

わたしの投資タンスで、大切なことは売らないことです。
そろそろ調整するからというような、未来予想を投資行動に生かすべきではありません。


シーゲル派のシーゲルより、ハワードマークスです。
この本は21世紀において、最高の投資本として後世に語り継がれていくでしょう。



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マイポートフォリオ 2017年11月25日

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▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

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