2018/02/04

フォーカスリスト、GMゼネラルモーターズ

やっと、少し米国株式市場が下げてくれました。
ただし、まだわずかに下げたばかりです。



まだまだ、バリュー投資家の出番ではありません。
仮想通貨が暴落しているように、吐き気が催すような相場こそ、バリュー投資家の出番です。

売りが売りを呼ぶ、売っても誰も買ってくれない、そんな相場が来ればチャンスです。
しかし、どんな投資家もその時だけを待って、投資チャンスを伺ったとしても成功は訪れません。

例えば、リーマンショックから現在に至るまで米国株式市場は上がり続けました。
暴落だけを待っていた投資家は、一度のチャンスも訪れず指を加えて上昇相場を眺めておくしかありません。

だからこそ、常に相対的に割安な資産へ投資することが重要です。

わたしの、投資基準に見合う米国株個別銘柄はなかなか存在しません。
しかし、あえて相対的に割安と言う基準で言うと、バフェット銘柄ゼネラルモーターズ(ティッカーシンボル:GM)です。

予想PER:6.7
PBR:1.38
配当利回り:3.71%

もう少し下げれば、投資する可能性があります。

自動車業界は、まざに戦国時代に突入しています。
既存の自動車メーカーに限らず、IT企業の巨人たちも参入しています。

日本のトヨタは、その品質の高さと大衆受け受けするデザインと、安さが売りです。
トヨタのハイブリッド車は、いまのところ実用的で燃費も良いの一歩リードできています。

しかし、自動車の未来を予想することはたやすくありません。

IT業界の巨人たちは、車を製造することはありません。
iPhoneのようにデザインや機能を売るのでしょう。

そして、大本命のテスラモーターズ(TSLA)は、既存の自動車製造工場を革新的に変えようとしています。
新興メーカーが、かんたんに自動車を大量生産できるとは思えませんが、いずれ脅威となることは間違いありません。

電気自動車が普及すれば、デザインも燃費もよいテスラの自動車は売れるでしょう。
そんな時代が迫ってきています。

ということで、既存自動車メーカーのゼネラルモーターズの未来を危惧する投資家が多いのは当たり前かもしれません。
将来性のない企業の株を買うことは、自殺行為となりかねません。

しかし、だからこそ株価が割安になるのです。

よく考えてみましょう。
現在、自動車メーカーは儲かりまくっています。

それが、しばらく続くことは間違いありません。
業界の再編や、どのIT企業と手を組むのか様々な憶測があります。

最終的に自動車を製造し、売るまでの販売網を含めて、既存の自動車メーカが長い年月をかけて積み重ねてきた努力は、そんじょそこらの新興メーカーに太刀打ちできません。

そういう意味においても、まだまだ既存の自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)魅力的な企業なのです。

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21世紀最高の投資本です。
わたしは、この本を10回以上読みました。
毎回、新しい発見があります。




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