2016/09/14

ウェルズ・ファーゴ(WFC)が顧客に無断で口座開設した問題で株価が暴落

バフェットがウェルズ・ファーゴ(WFC)株の急落で1日で1,435億円失うというニュースがありましたが、ウェルズ・ファーゴ(WFC)は以下のように対応するようです。



米銀ウェルズ・ファーゴのジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)は13日、同行が顧客に無断で口座を開設した問題で米連邦当局から制裁金を科された余波でクロスセリング戦略の見直しを確約したものの、同行は今後も成長企業であり続けるだろうと述べた。
スタンプCEOは電話インタビューで、ある商品・サービスを購入したり、これから購入しようとする顧客に対し関連するものを勧めるマーケティング手法であるクロスセリングについて、顧客との「関係の密接さを示すものだ」と指摘。「われわれはこうした長期の関係を重視しているため、今後も成長企業であり続けると私は考える」と語った。
上院銀行委員会は今月20日にウェルズ・ファーゴの公聴会を開く予定。同行の複数の従業員が販売目標を達成するため、顧客の許可なく預金とクレジットカードの口座を開設したとして米当局が調査していた問題で、同行は1億8500万ドル(約190億円)を支払って決着することに先週合意した。スタンプ氏も証言する。


ウェルズ・ファーゴはリテールバンカーの販売目標を来年1月1日付で撤廃することを発表。米コールセンター従業員に対し、金融商品のクロスセリングを一時停止するよう指示した。
13日の米株式市場で同行株の通常取引終値は3.3%安の46.96ドル。
原題:Wells Fargo Says Bank Can Grow Without Cross-Selling Incentives(抜粋)

長期投資家は基本的に短期で下げの要因となるこのようなニュースにいちいち付き合っているわけにはいきません。
どんなに優良企業でもこのようなネガティブニュースはあります。
しかも、今回のこのような問題でかなりの人数をレイオフしたようです。
これはウェルズ・ファーゴにとって、長期的に見ればよいことだと思います。

企業価値を高めるためにも、不正を行うような価値のない社員を、ここぞとばかりに解雇できたのなら、こんなによいことはありません。
ブランドイメージに多少キズはついたかもしれませんが、それ以上に企業価値として向上したのではないでしょうか。

わたしのウェルズ・ファーゴに対する投資方針は、ストロングホールドもしくは買いです。


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本質的価値を下回る価格になれば買いです。
この本はバフェットが大量に購入し株主たちに配り歩いたことは有名です。
わたしも、毎日の車通勤時にオーディオブックとして毎日のように繰り返し聞いています。






▼マイポートフォリオ 2016年6月13日現在
2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!


▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 フィリップス66(PSX)



本日の独りごと
米国株式市場の先行きに不安なニュースが流れているそうですが、すべてバックミラーをみて予想する人ばかりですので、無視しています。
とにかく、そのような理由で下げたなら買いまくるだけですね。